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ブルノ

チェコ共和国第2の都市ブルノは、モラヴィア地方の中心都市で、南モラヴィアの肥沃なブドウ畑への玄関口です。

City of Brno

観光客が楽しめるようなアクティビティーや記念建造物の種類は、プラハに比べはるかに少ないですが、ナイトライフはプラハ同様、充実しています。特に週末になると、主要なカフェやクラブ、パブは学生や外国人観光客で賑わいます。高級レストランや地ビール醸造所も豊富です。また、2メートル大のドラゴンに守られた旧市庁舎や数多くの美術館、ユネスコ世界遺産に登録されている機能主義建築トゥーゲントハット邸などの名所があり、2日間の滞在で飽きずに楽しめます。2つの丘、シュピルベルクとペトロフはブルノの象徴です。一方の頂上には大聖堂が、もう一方にはシュピルベルク城がそびえ立っています。

Brno, Petrov

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トゥゲントハット

ブルノを代表する近代建築物といえば、トゥーゲントハット邸です。ユネスコ世界文化遺産に登録されている歴史的名所です。トゥーゲントハット邸は、近代住宅の誕生と、そこに住む人々の悲劇的な運命を目の当たりにしてきました。ドイツの有名な建築家ミース・ファン・デル・ローエによるこの作品は、今日、世界四大邸宅建築のひとつと言われています。ブルノのチェルナー・ポレ地区にあるトゥーゲントハット邸は、繊維業で財をなしたブルノの裕福な一家フレッツ・トューゲントハットとその妻のグレーテの依頼により建設されました。傾斜地に建てられたこの邸宅の最大の魅力は、ブルノの歴史地区を望む絶景です。邸宅は、あらゆる面において当時の建築の最先端を行き、機能性や内装も時代を先取りしています。

 

プラハウィーンブラチスラバの中間地点

ブルノは、プラハからバスでわずか2時間半、車で2時間の所にあります。ヨーロッパの中心に位置し、200km四方にプラハ、ウィーン、ブラチスラバなどのヨーロッパの主要都市があります。国際便が発着するブルノ・トゥラニ空港からは、他のEU都市への直行便が定期的に運航されています。

ブルノには、大学や主要な司法機関がある他、チェコ共和国の憲法裁判所、最高裁判所、最高裁判所検察庁も設置されています。

 

ブルノの見所

ブルノの主な特徴といえば、ペトロフの丘にあるゴシック様式の大聖堂、聖ペテロ聖パウロ教会です。この教会はいくつかの伝説と繋がりがあり、三十年戦争中にスウェーデン軍による侵入から街を救ったのもこの教会です。大聖堂の向かい側にはシュピルベルクの要塞が空高くそびえ立ちます。かつては非常に恐れられていた刑務所でしたが、現在は美術館やギャラリーとして利用されています。

チェコの他の大都市同様、モラヴィア最大の都市ブルノにも、劇場(ブルノのマーヘン劇場は、世界で初めてエジソンの電球を使用した建物です)や美術館、ショッピングモール、映画館、クラブの他、動物園まであります。また、ロードレース世界選手権の開催地としても有名です。

ブルノ周辺も魅力的です。1805年にアウステルリッツの戦いの舞台となったスラフコフ城と平和記念碑や、美しいモラヴィアカルストの洞窟にもぜひ訪れてみてください。

 

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