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マリアンスケラズニェ

Mariánské Lázněマリアンスケラズニェは、ネオクラシックとアールヌーボー様式の優雅な温泉街(カルロヴィ ヴァリより知名度は落ちますが)で、幅広い効能がある自然治療資源と素晴らしい気候条件に恵まれ、自然の山の見事なパノラマ景色が望めます。この町は、プラハから約150キロ離れた所に位置します。

マリアンスケラズニェで最大かつ恐らく最も美しい建造物は、ニュースパと呼ばれる建物で、ヨーゼフ・シェーファーのプロジェクトにより建築されました。ヨーゼフはマリアンスケラズニェ出身の建築家で、イタリアのネオ ルネサンス様式の重要な文化センター、カジノハウスの設計者でもあります。ネオクラシック様式のコロネードは1889年に建設され、コロネードの中でも「宝石」と呼ばれるにふさわしい建築物です。

ボヘミア地方で最も親しみのある温泉町マリアンスケラズニェでは、比較的最近、温泉が発見されました。19世紀初頭、テプラー修道院の修道院長によりスパが建設されたのが始まりです。東へ8マイル(12キロ)程の所にあるスパには、わずか数十年前にヴァーツラフ スカルニックにより庭園が造られ、ボヘミアの森にある人里離れたこの場所は、パビリオンと公園が見事に融合され、治療効果のある温泉が約40ヶ所あります。

1820年代には、ドイツの著名な作家ゲーテがマリアンスケラズニェを訪れました。ロシア作家のニコライ・ゴーゴリは1848年、この地に滞在中に「死せる魂」の一部を執筆し、ワグナーはここで「ローエングリン」を書きました。こうした芸術家の他にも、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフやイギリスのエドワード7世をはじめ、王族たちも度々ここを訪れました。今日では、特にドイツからの観光客に人気があります。

華やかで壮大な建築物は、長年かけて劣化した後に、通常修復されてきました。こうした建物との融合が、温泉のみがある他のチェコのスパと比べて優れた点です。最も魅力的で調和のとれたスパと言えるでしょう。

 町を縦断する主要道Hlavníは、立ち並ぶコーヒーハウスや、今世紀末には腐敗してしまいそうなアパートやホテルに中断されることなく、縦に続いています。著名なフレデリック・ショパン(1810~1849年、ポーランドの作曲家)がこの地を訪れたのに因んで建てられた非常に小さな美術館(Dion E Chopin)もあります。ショパンは1836年、後にフィアンセとなる若い女性を追いかけてここを訪れましたが、自身の健康状態が悪化したため、その女性と結婚することはありませんでした。毎年8月の第3週目には、ショパンのメモリアル フェスティバルが開催されます。また、ここの建築物にはすべて、アウステルリッツの丘やスパガーデンに面したバルコニーが数多くあり、人目を引く非常に華美な造りでありながら、どこか謙虚な雰囲気も持ち合わせています。Hlavníの裏手にあるRuskáには、かつて英国国協会であった展示会ホールと、1902年に建てられたロシア正教会があります。ロシア正教会内にある陶器製の精巧なイコノスタスは、一見の価値があります。地球上で最大の陶器物と言われています。

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アクティビティー

中央ヨーロッパにはモーツアルトの所縁を強調する土地が多い中、マリアンスケラズニェでは、ポーランドの作曲家フレデリック・ショパンに因んだフェスティバルが毎年開催されています。ショパンは、生前マリアンスケラズニェをこよなく愛し、度々足を運んでいました。この町では感謝の意を表して、毎年8月最後の8~10日間、ショパンフェスティバルが開かれ、世界中から音楽家やディレクターが集い、ライブコンサートやリサイタルに参加します。地元ギャラリーには特別展示も設けられ、世界中の新旧の芸術作品を楽しめます。すべてが一ヶ所に集結し、音楽・芸術好きにはたまりません。チケット料金は、180 CZK~500 CZKです。

毎年6月には、マリアンスケラズニェにチェコ国内外から著名な音楽家たちが集まるクラシック音楽フェスティバルが開催されます。ショパン フェスティバルほどの規模ではありませんが、リラックスしながら新旧のクラシック音楽のメロディーを楽しめます。詳細やチケット料金については、観光案内所へお問い合わせください。

海外旅行中に、ほんの少しホームシックになることはよくありますが、訪問先の人々にはその気持ちはわかりません。アメリカからの観光客が、マリアンスケラズニェの独立記念祭によく訪れるのは、そのためでしょう。第二次世界大戦中、アメリカ兵によりこの町が解放されたことを祝い、毎年7月4日には国旗が掲げられ、パレードや特別イベントが開催されます。アメリカ人ではなく独立記念日と何の所縁もない方でも、ワクワクするような雰囲気にのまれ、気が付けば、皆と一緒になって自国の国旗を思いっきり振っているでしょう。

第二のローリー・マキロイを目指す方、マリアンスケラズニェのゴルフコースは必見です。チェコ国内で有数のゴルフコースであるだけではなく、チェコオープン国際ゴルフトーナメントが開催された当初の1990年代には、ここでトーナメントが開催されていました。2003年には、英国エリザベス女王から名誉あるロイヤルゴルフクラブの称号を受けました。さあ、クラブをレンタルしてビールを片手に、グリーンへ繰り出しましょう!

 

温泉治療

ホテルやリゾート地のほぼすべてで、温泉治療を提供しています。中でも、ダヌビウス ヘルス スパ・ノヴェー ラーズニェには最高の浴場があります。ローマ様式の浴場、サウナ、スパプールがあり、日帰りでも訪れる価値があります。住所:Reitenbergerova 53、営業時間:午前7時~午後7時

 

観光情報センター

マリアンスケラズニェの観光情報センターは、主要道Hlavní 47, 353 01にあります。残念ながら、無料地図や参考になるアドバイスを提供しておらず、あまり役立つとは言えませんが、基本的な質問をしたり、地元イベントのチケットを購入するには良い場所です。営業時間は午前9時~午後6時です。詳細についてはwww.marianskelazne.cz をご覧ください。

 

オリエンテーション

マリアンスケラズニェの中央には、フラヴニー・トジーダ(大通り)が伸び、その周りにホテル、レストラン、旅行代理店、店舗が立ち並びます。フラヴニー・トジーダ北端から長く続くラゼンスカ・コロナーダには、6つのリゾート地と8大温泉があります。

 

行き方

プラハの主要鉄道駅から、ピルゼン経由マリアンスケラズニェ行きの急行列車が頻繁に出ています。乗車時間は約3時間で、チケット料金は240 CZKです。また、プラハ発へプ行きの列車に乗り(30分、45 CZK)、へプ発カルロヴィヴァリ行きに乗ると(80分、60 CZK)、乗り換えが多くなりますが、比較的乗車時間が短く、費用が抑えられます。

マリアンスケラズニェの鉄道駅は、Nádražní náměstí 292、主な温泉エリアから徒歩30分の所にあります。徒歩以外にも、5番バスを利用して市内に行けます。料金は12 CZKで、チケットはドライバーから購入できますが、コインのみの支払いとなるので、ご用意をお忘れなく。

プラハ発マリアンスケラズニェ行きのバスの料金は約180 CZK、乗車時間は約3時間です。ピルゼン経由がほとんどです。マリアンスケラズニェのバス停は、Nádražní náměstíにある鉄道駅に隣接しています。市内へ行くには、5番バスが便利です。

プラハからお車でお越しになる場合は、高速道路E50でピルゼンに向かい、ピルゼンを約22キロ(13.7マイル)過ぎた所にあるストジーブロで高速道路21に乗り換え、北西へ進みます。2時間以内で到着します。

ヒント:世界クラスの温泉とビールを誇るホドヴァル醸造所にぜひ足を運んでください。プラナにあります。マリアンスケラズニェからバスでわずか20分で行けるので、日帰り旅行にぴったりです。660 CZKから温泉ビール治療を利用でき、その他メニューには、マッサージやホットストーン、2人用のプライベートビール浴場まであります。

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