日帰り旅行&小旅行

チェスキー・ブジョヴィツェ

Ceske Budejoviceプラハの南160キロに位置するチェスキーブジョヴィツェ は、中世の要塞が今も当時のまま残る歴史深い町です。1265年、敵軍の侵入から南ボヘミアを守るために、オタカル2世によってヴルタヴァとマルシェ川の合流点にこの要塞が建てられました。残念ながら、オスカル2世は1278年にマルヒフェルトの戦いで戦死し、町は宿敵Vítkovic家により破壊されましたが、その後もオスカル2世による当初の計画通り、チェスキーブジョヴィツェの町建設が続行されたのです。

15世紀には、南ボヘミア地方のほぼ全域で、フス革命が勃発しました。ただ一ヶ所を除いては。チェスキーブジョヴィツェでは、住民の大半がカトリック教徒で王に忠誠を誓っていたため、その見返りとして、ボヘミア地方で最も裕福かつ重要な町へと発展しました。チェスキーブジョヴィツェの繁栄は1700年代まで続き、その間、見事な建築物が造られました。古いゴシック様式の建物はルネサンス様式へと姿を変え、新市庁舎や活気あるMasné Krámy (旧市場)が建設されました。30年戦争(1618~1638年)や1641年の大火災で、わずかな建物を残し、町の大部分が荒廃してしまいましたが、幸いにも、18世紀にハプルブルク帝国がやって来て、今もなお残る、バロック様式の建物を建設しました。

今日、チェスキーブジョヴィツェはボヘミアの要塞地としてよりも、元祖バドワイザービール醸造の町として知られ、ヨーロッパのビールツアーでは必須のスポットです。ビールを飲まない方でも、のんびりリラックスした雰囲気が漂い、見事な建築物が立ち並ぶこの町は必見です。南ボヘミアやオーストリアへご旅行される際は、ぜひ訪れてください。

チェスキー・ブジョヴィツェ -プラハ間ミニバス送迎。快適なミニバス送迎をオンラインにてご予約ください。ドライバーは英語が話せます。

 

町を探索

Black Towerチェスキーブジョヴィツェは、チェスキー・クルムロフへ向かう前に立ち寄り、1日または半日で気軽に観光できます。この町の中心部には、中央ヨーロッパ最大級の広場で石畳造りのオタカル2世広場があります。かつて町の主要な水道源として利用されていた18世紀の井戸、サンプソンの泉は、この広場の名所のひとつです。またこの広場は、行き交う人々を眺めながら、一休みするのにも最高の場所です。

サンプソンの泉からオタカル2世広場の南西に目を向けると、市庁舎があります。この優雅なバロック様式の建物は、1727~1730年にマルティネリによって建てられました。その最上部には、ディートリッヒにより造られた実物大より大きな像があり、市民の美徳である正義、勇気、知恵、勤勉さを象徴しています。

高さ70メートル(236フィート)のチェスキーブジョヴィツェのシンボル、チェルナー・ヴェツ(黒い塔)は、広場から北へ1ブロック離れた所にあります。16世紀に建てられたこの塔は、市内のほぼ全域から見えます。その頂上からは、市内とその周辺の見事な景色が望めます。塔の営業時間は午前10時~午後6時で、11月~3月までは火曜日~日曜日、4月~10月までは毎日営業しています。入場料は、大人30 CZK、子供とシニア20 CZKです。

黒い塔の横には、聖ニコラス教会があります。この教会が建設されたのは13世紀で、フス族の反乱が起こった15世紀には、ローマカトリック教徒の砦として利用さていました。現在はチェスキーブジョヴィツェの観光名所のひとつです。17世紀に加えられた白とクリーム色を基調とした華やかな内装は必見です。営業時間は、毎日午前9時~午後6時です。

 

旧市街地周辺

メイン広場から狭く小ぢんまりとした路地に入ると、さらに町の観光名所を楽しめます。少し歩くと、ゴシック様式の要塞が今も尚、所々にあります。中でも素晴らしいのはラベンシュテイン塔です(入場料:40 CZK、営業時間:月曜日~金曜日は午前10時~午後6時、土曜日は午前9時~正午)。他にも、アイアン·メイデンタワーや旧ドミニコ修道院である聖母の祈り教会 など、様々な名所があります。

 

ブジェヨビキー・ブドヴァル ツアー(バドワイザー醸造所)

チェスキーブジョヴィツェ北端には、黄金色の蜜(ビール)の神が祀られる神社があります。ここブジェヨビキー・ブドヴァルは、元祖バドワイザービールの醸造所で、唯一工場があります。1895年の創業以来、世界クラスのビールを作り続け、700年以上にわたる地元ビール醸造の伝統を守り続けてきました。この伝統的なピルナースタイルのビールは、過去100年間、ほぼ変わっていません。主要製造室で、汚れた古いボトルがコンベアベルトで移動する中、カートンに箱詰めされていく姿は、見学の価値があります。

ブジェヨビキー・ブドヴァルでは、ガイド付きの1時間ツアーを提供しています。4月~10月は、月曜日~金曜日の午後2時に、それ以外の期間は、火曜日~金曜日の午後2時に開催され、チェコ語、英語、ドイツ語で提供されます。通常、直接現地に行けば参加できますが、念のため、事前に醸造所見学センターへ電話予約すると良いでしょう。ツアー料金は、お一人あたり100 CZKです。詳細については、www.budweiserbudvar.czをご覧ください。

この醸造所は、メイン広場から3キロ離れた所にあります。2番バスにご乗車、または広場からタクシーを利用すると約150 CZKで行けます。

 

イベント

チェスキーブジョヴィツェでは、毎年8月にチェコ最大の国際農業ショーが開催される他、年間を通じて小規模の展示会やフェスティバルが数多く開かれます。特に、地元の人々と触れ合い、チェコの農業文化を知る良い機会です。詳細については、www.vcb.cz をご覧ください。

 

観光情報センター

 チェスキーブジョヴィツェの観光情報センターは、オタカル2世広場、歴史的な市庁舎の隣にあります。地図やガイドブックの他、宿泊施設の手配をサポートしています。営業時間は、月曜日~金曜日の午前9時~午後6時、土曜日の午前8時30分~午後5時、日曜日の午前10時~午後4時です。冬期間中の営業は、月曜日と水曜日の午前9時~午後5時、火曜日、木曜日、金曜日の午前9時~午後6時、土曜日の午前9時~午後1時です。インターネットも無料で利用可能です。詳細については、www.c-budejovice.cz をご覧ください。

 

オリエンテーション

ホテル、レストラン、観光名所の多くが、Staré Město(旧市街地)やチェコ最大の石畳造りの広場、オタカル2世広場周辺にあります。

 

行き方

プラハ発 チェスキーブジョヴィツェ行きの急行列車が毎日運行され、約2時間半で到着します。料金は1等車で320 CZK、2等車で222 CZKです。

チェスキーブジョヴィツェ行きの高速バスは、プラハの地下鉄C線の駅ロスティリから数本出ていて、3時間で到着します。料金は約160 CZKです。また、チェスキー・クルムロフ行きの通学バスに乗り、チェスキーブジョヴィツェで下車する方法もあります。チケットはドライバーから購入してください。

プラハからお車でお越しの場合は、主要高速道路D1を南へ向かい、高速道路E55に乗り換え、チェスキーブジョヴィツェへ直進します。所要時間は約1時間半です。

関連記事

Back to top button